vee ga boo参加ブランドへのインタビューを毎月更新していきます!作り手の想いやこだわりを是非とも知って、食べて、感じてみてください!
北海道でお店を構える『Holistic Bio Cafe Veggy Way(ホリスティックビオカフェ ベジウェイ)』 ※以下『ベジウェイ』
ヴィーガンバターがたっぷり入った「ヴィーガンバターサンド」は、濃厚な味わいであとを引くおいしさが特徴。
先日吉祥寺で開催されたイベントでも大大大人気だった『ベジウェイ』のスイーツは、オーナーの安藤さんが研究を重ねて生み出したこだわりの逸品たち。
今回のインタビューでは、ブランド立ち上げのきっかけから、今後の展望まで、たくさんのお話しを伺うことができました😌
私も “ホリスティック栄養学” 学んでみたい!
“ベジの道” の旗振り役に『Holistic Bio Cafe Veggy Way』
菜食が “人の心とからだと人生を良くしていく”
―― ブランド立ち上げのきっかけを教えてください
安藤:高校卒業後、製菓の専門学校に行きました。その後、その学校で仕事をしていて、クラスの担任や製菓実習助手、ラッピングを生徒に教えていたりしました。
ある時、菜食との出会いがあり、菜食の良さを広げたいと思い、製菓学校を退職しました。
退職後は、菜食の料理教室をやったり、イベントを開催したりしていたのですが、菜食が “人の心とからだと人生を良くしていく” ということを広めるために今のブランドを立ち上げました。
オーナーの安藤さん
―― 製菓学校に入る前からお菓子作りはされていたのですか
安藤:ええ。小さい頃から作ることが大好きで、母と一緒に料理本を見てお菓子作りをしたり、友達のお誕生日祝いに手作りのお菓子を振舞ったり、興味本位でポテトチップスを手作りしたらおいしくなるのかなど、いろいろ試してみたりしていたんです。
もともと通っていた高校は進学校で、まわりは大学進学する中、私は製菓学校に行くことにしました。
―― すごい決断ですね!
安藤:実を言うと、少し無理をして進学校に入ったもので成績が振るわなくて、、(笑)
でも料理とか作ることは好きだったので、どうせ学ぶなら好きなことをと思い、担任の先生を説得して、製菓学校に行くことにしたんです。
―― そんな経緯が!でも今振り返るときっと人生のターニングポイントでもありますね!
食べるときの “心” が一番大事
―― ブランド名の由来を教えてください
安藤:ベジタリアンの考え方が “すべての人類や生き物が幸せになる” ような考え方だと思ったので、その道の旗振り役になりたくて、“ベジタブルの道” =『Veggy Way(ベジウェイ)』にしました。
―― ブランド名の前についてる『Holistic Bio Cafe』の意味もぜひ知りたいです!
安藤:“ホリスティック栄養学” という酵素をフロントラインとする栄養学があり、そこからとりました。『Holistic(ホリスティック)』は “全体的” という意味があり、「食べる時の心の状態で酵素の働きが変わりからだの消化、吸収が変わる」という心とからだを包括して考える栄養学なのです。
「作り手の思いで、食べる人の心の状態が変わり、酵素の働きが変わり、消化吸収が変わる」つまり、楽しんで食べることで消化吸収が良くなるということなんです。
からだの不調は血液が汚れているため
↓
血液の汚れは未消化のものが血液に流れるから
↓
酵素が活性化されると消化吸収が良くなり、未消化のものが血液を流れない
↓
酵素が活性化する為には、楽しく食事をとる
その時の “心” が一番大事だよということなんです。
―― 安藤さんの学びと、想いがつまっている名前なのですね!
―― ヴィーガンスイーツを作り始めて良かったことを教えてください
安藤:やはり、ヴィーガンスイーツ必要としている方々に喜んでお召し上がりいただけることですね。アレルギーを持ってるお子さんとそのお母さんが、「この子が食べられるものにやっと出会えた」と、涙を流して喜んでくれたこともありました。
また、私も以前は普通に小麦粉・卵・乳製品を食べていましたので、それを使っているスイーツのおいしさも知っています。だからこそ、その味に近づけようとヴィーガン・グルテンフリースイーツを日々研究、アップデートできるので、そこも良かった点ですね。
ですが、私自身こだわりが強く、できるだけ無添加の材料を使うので、決められた材料の中で普通のスイーツに近づけるのは至難の技でして、、これからも研究の日々が続きます。
―― お客さまの声で嬉しかった言葉はありますか
安藤:うちで人気のバターサンドをお召し上がりになった方に「普通のバターよりバターっぽい!」と言っていただけたのが嬉しかったですね!びっくりさせることが楽しくて。
「貴婦人の散歩道」
―― vee ga boo と一緒にやろうと思った経緯を教えてください
安藤:SDGsを全面にしている企業の中でも、「みんなで集まってヴィーガン市場を盛り上げていこう」というマルイさんの基本理念に共感したことが始まりです。サイトのみでの注文なのにフードロスも出さないので、「素晴らしいことをされているな」という印象で、ご今回一緒させていただきました。
―― 今回のvee ga boo BOXに入るスイーツのおすすめは??
安藤:「matchaあんバター」は、お客さまが一番イメージしやすいお味かなと。
「ダブルCACAO」は、塩味のないバターを使っており、他のものと全く違う味をお楽しみいただきたくて選びました。濃厚なカカオのお味を楽しんでいただきたいです。
「たくさん苺」は、バターの風味に酸味が良く合い、見た目も可愛らしいので入れてみました。
本当はバターサンドの成形が大変なのですが、研究に研究を重ねて、最近早くできるようになったので「是非これは出そう!」ということになりました。
―― なぜ乳製品のバターが主役のお菓子をあえてヴィーガンにしようと思ったのですか
安藤:きっかけは、仕事で疲れていた時に、たまたまいただいたヴィーガンバターサンドを食べたらそれが本当においしくて・・・。実は私は、大の乳製品好きでしたので(笑)その感動を再現したいと思い、作りました。
食べていただくときに優雅な時間を過ごしていただきたいので「貴婦人の散歩道」と名付けようと思ったら、スタッフに大反対されて(笑)
今、初めてこの名前を改めて言えて良かったです!(笑)
―― まるで絵画のような名前!どちらも素敵なネーミングですね✨
作り手の “想いの波動” を感じて
―― 今後のビジョンを教えてください
安藤:コロナ禍でクローズしているカフェの再開や新しいレシピの開発、そして、私の経験を広く伝えるためにお料理のスクールをやっていきたいと思っています。
菜食で人生が好転させていけること、菜食がおいしくないというイメージを払拭させることを伝えていきたいと思います。
カフェのメニューのヴィーガンラーメン、安藤さんのオススメだそう✨北海道へ行く際にはぜひお試しあれ♪
――では最後に読者にメッセージをお願いいたします!
安藤:心を込めて一つひとつ作っているので、是非、私たち作り手の “想いの波動” を感じていただきたいです。
コーヒーやお茶と共に、“自分が自分をおもてなしするためのご褒美スイーツ” としてお召し上がりいただけたら嬉しいです!
『Holistic Bio Cafe Veggy Way(ホリスティックビオカフェ ベジウェイ)』
ご存じでしたか?食べる時の心の状態によって消化吸収が変わり、作り手の想いによって食べる人の消化、吸収が変わることを。Veggy Wayでは、人間をまるごと考えるBODY・ MIND・ SPIRITが3本柱のホリスティック栄養学をベースに、心とカラダが喜ぶSWEETSを創っています。作り手の優しい想いは食べる人の笑顔を創るレシピの大切なエッセンスであり、Holistic Bio ®︎Sweetsの原点です。 Vegan、グルテンフリーのSweetsを通し、大切なあなたに心豊かな癒される時間を贈ります。
HP:https://veggy-way.com/
Facebook:https://www.facebook.com/Veggy-Way-2111174795566960
Instagram:https://www.instagram.com/veggy_way/
Text by 岡﨑可奈(vee ga boo)