ブランドインタビュー【アンドベイク】

 

vee ga boo参加ブランドへのインタビューを毎月更新していきます!作り手の想いやこだわりを是非とも知って、食べて、感じてみてください!

“まさか話題のマリトッツォをヴィーガンで食べられる日が来るなんて、、!”

そう思われた方も多かったのではないでしょうか。

卵もバターも牛乳も使わない、100%植物性で作るヴィーガンパンの冷凍通販専門店『アンドベイク』
オーナーの小林さんに、お話しを伺いました。

“パンは私の研究対象なんです”と話す小林さん、
学生時代に理系専攻だった小林さんならではの考え方が新しく、終始興味津々な岡﨑でした👀✨

 

みんなに寄り添う存在に『アンドベイク』

 

コロナとオーストラリアの山林火災

―― ブランド立ち上げのきっかけを教えてください

小林:もともと結婚を期に時間があったので、料理教室のパンコースに通ったんです。
子育てしながら、5年くらい自宅でパンを焼いてました。

そんな頃、ママ友がパンを習いたいと言うので、パン教室を始めたのがきっかけです。

7年くらい教室をやった後、ケータリングの会社で働いていたのですが、そこでパンを焼いて欲しいとの要望がありまして。

自宅でパンを焼くと、通勤時間がかからなくていいな(笑)と思い、パンの卸を専門に始めました。

―― 初めからヴィーガンのパンだったのですか

小林:いえ、きっかけはコロナでしたね。

オリンピックのタイミングで通販を始めて、はじめは普通のパンも扱っていたのですが、コロナ禍で子供と家でYouTubeを見ていたら、ちょうどその頃、オーストラリアの山林火災があって。

なぜこんなことが起こるのか調べてたら、どうやら気候変動が大きな原因の一つということがわかり、気候変動を止めるためにはどうすればいいのかと考え始めたのです。

―― オーストラリアの森林火災がきっかけだったのですね

小林:ずっと「食」を生業(なりわい)にしているから、行き着くところは“ヴィーガンということに気がついて。

「お母さんは明日からヴィーガンになります」と宣言して、
家族みんなでヴィーガンの食生活を始めました。

それがきっかけで、ヴィーガンのパンを始めました。

アンドベイクオーナーの小林さん

 

アンドベイクの由来

―― 『アンドベイク』の由来を教えてください。ロゴの「&」がパンでできていてかわいいです💛

小林:実はいまのブランドスタイルではない時につけたものなんですよ(笑)

もともとケータリングにパンを卸していたので、主役のメイン料理があってパンは“添えるもの”として『アンドベイク』になったのです。

―― そうだったのですね!でもこれからは、ヴィーガンやアレルギーでお悩みの方に寄り添うという意味での『アンドベイク』にもなっていけそうですね😌

小林:そうですね!!そうなれたらすごくステキです✨
その言葉いただいちゃおうかしら😆

―― ぜひ!!(笑)

 

絶対に幸せになれるパンに

―― お客さまからのお声で嬉しかった言葉はありますか

小林:以前、クラブハウスに入ったときに、ヴィーガンのマリトッツォにすごく興味を持ってもらえたことがありまして。

クラブハウスって実は年齢層が高くて、美容や健康に気遣う人たちが、ヴィーガンは体にいいこと、地球環境にいいという理由でやっている方が多かったのです。

ただ、ヴィーガンのパンって種類もないし、おまけにおいしくないって思い込んでた方が多くて。うちのパンを食べて、
「こんなにおいしいもの食べて地球にもいいなら、絶対に幸せになれますね!」というお言葉をもらったことが嬉しかったです。

そんなことがあったのですね!アレルギーを持ちのお子さんとも交流があったとか😌

小林: そうなんです。アレルギーを持つお子さんのお母さんが、メロンパンを子どもに食べさせたいということで、うちのメロンパンを買ってくださったんです。

そのお子さんから直筆で、「メロンパンというものを初めて食べました。おいしかったです。」とお手紙をもらったのもすごくモチベーションになってます。“明日も頑張ろう!”って思えます。

 

―― ヴィーガンのパンは独学で、ということでしたがレシピ開発の苦労はありましたか

小林:たしかに苦労がないと言えばうそになるのですが、そもそも 自分の中でパンは研究対象のような位置づけなんです。

ゴールは「お客さまに他のパン以上に本当においしく食べてもらうこと」で、そのための考察、実験、結果だと思っています。

―― なるほど!!もしかして小林さん、理系ですか??(笑)

小林:実はそうなんです、バリバリの理系なんです。(笑)

前職も理系職でした。結婚して仕事を辞めて、実験をしなくなったので、パンでいろいろ実験してみたくなったのかもしれませんね!

だから最初は、誰かのために作るというより、自分の興味持ったものをとことん実現したかっただけなのです。

焼き物の頑固職人のように毎日焼いて、「これは違う!」って割るかわりに、近所の友達に配って周ったりしてます。(笑)

私が勝手に作り始めたパンが、いろんな方に「おいしい!」って言っていただけることが本当に嬉しいですね。

 

おとなマリトッツォとサクサクアップルパイ

――今回vee ga booBOXでは人気のマリトッツォとアップルパイが食べ比べできますね

小林:ええ。個人的にパンは焼き菓子よりも自由度が高いと思っているので、“ヴィーガンでこんないおいしいものがあるんだ!”という驚きをお届けしたいと思いました。

世の中の一般的なマリトッツォの味って4パターンくらいしかないし、最近はコンビニでも扱っているので、いつもと違う、少し大人の階段を登った人たちに向けた、華やかなバナナカルダモンの味を選びました。

―― アップルパイについても教えてください、常温解凍であんなにサクサクなパイ生地初めてです

小林:りんご農家さんがコロナ禍で困っていたので、アップルパイを作りました。

冷凍で販売する以上、解凍した時においしくないと元も子もないので、材料の配分など開発を頑張りました!

常温でももちろんサクサクでおいしいですが、寒い時期なので、ぜひ温めて食べていただきたいです!

 

「ヴィーガン楽しいかも!」思ってもらえたら

―― 小林さんの想いを教えてください

中野:まずは、食べていただく方に楽しくなってほしいですね。

うちのお客さまはヴィーガンではない方がほとんどなので、“ほんとにヴィーガンなの!?”

とビックリして欲しいと思っています。

もちろん総菜パンに使う材料も植物性なので、代替肉などを一般の方々にも知ってもらうキッカケになればいいなと思います。

―― 小林さんのパンは“ほんとにヴィーガンなの!?”と私も疑ったくらいなので、ぜひこの驚きをお客さまにも共有したいです😆

小林:研究が好きだから、オムニミートのような新商品が出ると新作を作りたくなるんです。

今後も2週間に一回は新作を作ろうと思っていて、お客さまを飽きさせない工夫をしています。

たくさんおいしいパンを食べていただいて、「ヴィーガン楽しいかも!」思ってもらえたらいいなと思っています!

 

―― 最後に今後の展望について教えてください

小林:全部を自分ごとと捉え、選択することで社会は成り立っていると思うので、となり合うオセロがひっくり返るように、ヴィーガンに興味のない人達が少しずつでもヴィーガンを知って、ヴィーガンが当たり前になる社会になればいいなと思います。

そのためには“ヴィーガンだからおいしい”というものを今後も提供していきたいと思っています。

 

 

アンドベイク

100%植物性だから、もっと食べたくなるヴィーガンパン。焼き立ての美味しさをそのまま冷凍で全国に通販しています。あらゆる方が同じテーブルを囲んで食を楽しむ時間を共有できるアイテムとしてワクワクするようなパンをお届けします。

HP:https://andbaketokyo.thebase.in/
Instagram:https://www.instagram.com/andbaketokyo/

 

Text by 岡﨑可奈(vee ga boo