ブランドインタビュー 【ベジキッチン・グーグー】

 

vee ga boo参加ブランドへのインタビューを毎月更新していきます!
作り手の想いやこだわりを是非とも知って、食べて、感じてみてください。

 

名古屋の猫洞通(ねこがほらどおり)にお店を構えるカフェレストラン『ベジキッチン・グーグー』

「みんなが安心できるように」というオーナー中野さんの想いのもと提供する料理は、もちろんすべてヴィーガン&グルテンフリー。家具や雑貨にも動物性のものは一切使わずに、だれもがリラックスできる空間を提供しています。

そんな中野さんの熱い想いとこだわりについてお話しを伺いました。

 

細部まできちんとこだわる『ベジキッチン・グーグー』

 

きっかけは3歳のお子さん

―― ブランド立ち上げのきっかけを教えてください

中野:もともと飲食業で働いていたのですが、20年くらい前にマクロビオテックのお店で初めて大豆ミートの唐揚げを食べたのがきっかけですね。もう感動するくらいおいしくて!

動物性を使わないモノをやってみようと思い立ち、最初はマクロビを独自で勉強し始めました。その後 “ヴィーガン” を知って、ヴィーガンのカフェで働き始めました。

 

10年くらい前、お客さまから「小麦粉を使わずにケーキを作って欲しい」とのリクエストをもらいました。

作ったことはなかったのですが、“アレルギーのある3歳の子供に初めてケーキを食べさせてあげたい” というお客さまのご意向があり、試行錯誤しながらなんとか作ったんです。

そしたらそのお客さま、すごく喜んでくれて。

 

それがきっかけで、「困っている人に喜んでもらいたい」という想いが芽生えて、今のブランドを立ち上げました。

 

―― そのお客さまがいらっしゃらなかったら今のベジキッチン・グーグーはなかったのかもしれませんね

中野:ええ、お客さまに出会っていなければ、ヴィーガンやグルテンフリーのお店はやっていなかったかもしれませんね。でも飲食で働き始めたころから、自分の店を持つのが夢だったので、今はより多くの方に楽しんでいただけるお店にできていることが嬉しいです。

 

店内に並ぶ商品はもちろんヴィーガン&グルテンフリー

 

―― マクロビやヴィーガンもはじめは独学で、ということですが苦労もありましたよね、、

中野:そうですね、特にグルテンフリーは苦労しました。

最近は米粉や大豆粉など、小麦粉の代用品が簡単にネットで買えますが、10年前は本当に手に入らなかったし、普通のケーキのレシピの小麦粉を米粉に変えただけでは全然上手くいかず、たくさん失敗してましたね。

ふわふわのスポンジが作りたいのに、カッチカチのお餅の塊みたいになったこともありました(笑)

 

―― ただ小麦粉を米粉に置き換えるだけではだめなのですね、、それでもあきらめなかったのはどうしてなのでしょうか

中野:一番はやっぱり楽しかったんですよね!

小麦粉や乳・卵を使わずに作るというチャレンジがとにかく楽しかった。いつかは需要が大きくなると信じていたので、“必要とする人たちが絶対に喜んでくれる” というのがモチベーションになっていました。

 

―― いま本当にそうなっていますね!

中野:そうですね。やっと時代が追いついてきた!と思ってます(笑)

 

お店で食べられる可愛らしいパフェ

 

―― ブランド名の由来を教えてください

中野:おなかが “グーグー” からとりました。

ヴィーガン料理ってお野菜ばかりでお腹がいっぱいになるイメージがないと思うのですが、おなかが “グーグー” で腹ペコな方もうちのお店に来てくれれば「お腹いっぱい満足できるよ!」という意味を込めて名付けました。

 

今日の玄米ベジごはん

 

妥協をしたら絶対にだめ

―― ブランドを立ち上げて「良かったな」と思うことを教えてください

中野:やはり、初めてグルテンフリーケーキのオーダー受けて苦労して作ったケーキを、本当に喜んでくれたことが一番嬉しかったですね。

それ以来、アレルギーの方たちのためにグルテンフリーのお惣菜パンとか、ラーメンとかもお店で出しています。

 

以前、ラーメンが大好きでラーメン屋でバイト始めたら、まかないのラーメンを食べ過ぎて小麦粉の過剰摂取で後天的小麦粉アレルギーになってしまった21才の青年がうちのお店に来てくれたことがあって。

うちのラーメンを食べて本当に喜んでくれていて、やってて良かったなと心から思った瞬間でした。普通の飲食業ではなかなか味わえない感動だなと思います。

 

お店で人気のベジ台湾まぜそば

 

―― 中野さんの「これだけは譲れない信念」はありますか

中野:グルテンフリーもヴィーガンも妥協をしたら絶対にだめだということです。僕の信念は少しでも絶対に動物性を使わないということですね。

 

お客さまからたまに “お肉も出して” とリクエストもあるのですが、そこは看板にヴィーガンと出してる以上きちんとお断りして、ポリシーを守っています。特にアレルギーの方は少量でも混在していたら大変なことになるので、そこはきちんと厳しくしています。

家具や雑貨も動物のレザーなどを使わないものにしています。レザーっぽいもののほうがカッコいいときもありますが、事前に合皮かどうか電話で確認したりして、そこはこだわりですね。

 

―― 細部まできちんとこだわることで、ヴィーガンやアレルギーの方も安心してお店に行けますね。それが中野さんの信念なのですね😌お客さまはどんな方が多いのですか

中野:お客さまはおそらくヴィーガンじゃない方の方が多いと思います。もちろん調べて来てくださる方も多いですが。

たまたま来てくれてヴィーガンチキン南蛮を召し上がった方が「おいしかった、また来るわ」って常連さんになってくれて、3回目にして「今まで食べてたのは、肉じゃなくて大豆なの!?」ってびっくりされて、改めて喜んで来てくださる方がいたりして、そういう新しい驚きを提供できていることが本当に嬉しいですね!

 

―― それはすごいですね!私もヴィーガンチキン南蛮食べてみたいです

中野:ぜひ名古屋にいらした際には、お越しください!

 

ウッド調のデザインが落ち着く店内

 

好きなように食の選択ができる世の中に

―― 今回 vee ga booのボックスに入るスイーツ3種、人気のスイーツをvee ga boo限定アソートにしていただいたのですよね

中野:そうなんです。どれもうちの人気商品です。

「ガナッシュサンド」はバレンタイン限定で始めたのですが、反響が良くてお客さまの声で定番になったものなんです。

「みかんクッキー」は、みかんとクッキーの組み合わせは一見変わってると思うのですが、実はリピート率が高く地味にずっと人気商品なんです。お客さまがリピート買いするのを見て、私も改めておいしさに気がつきました。これ本当においしいんですよ!(笑)

「ワイルドフロランタン」は、岩塩をガリガリに入れたら意外においしくて。これは切りづらく、切り口がどうしてもワイルドになるので、「ワイルドフロランタン」と名付けました(笑)

 

―― ぜひそれぞれの個性を楽しんでいただきたいですね!ではvee ga booと一緒に実現していきたい目標はありますか

中野:今回ご一緒して、東京をはじめ全国に方にベジキッチン・グーグーを知ってもらえたら嬉しいです。将来的には東京にも出店できたらと思います。

 

―― 今後のビジョンを教えてください

中野:ヴィーガンやグルテンフリー、アレルギーの皆さんがファミレスに行っても、どこに行っても好きなように食の選択ができる世の中になって欲しいですね。

海外とかはそれがもう当たり前になりつつあるので、日本でもそうなっていけば嬉しいです。

 

―― では最後に、読者にひとことお願いいたします!

中野:まずはうちのスイーツを召し上がってみてください、絶対においしいので!

そしてご縁があれば名古屋のお店に来てみてください。なんのアレルギーがある方でも言っていただければ対応します。ぜひ今後ともベジキッチン・グーグーをお願いいたします!

 

 

ベジキッチン・グーグー

ベジキッチン・グーグーはVegan Gluten-Freeの料理やスイーツを提供しています。

Vegan Gluten-Freeとは動物性の食品と小麦を一切使用しないスタイルです。

動物の為にヴィーガンを、アレルギーをお持ちの方の為にグルテンフリーと言う選択をし、それを出発点に一般的な食事に負けない美味しさや気軽さを追求し続けています。

誰もが気兼ねなく食事を楽しめ、動物にも人にも優しい世の中が当たり前になるように食を通じて貢献していきたいです。

 

HP:https://www.instagram.com/vegigugu/

Instagram:https://www.instagram.com/vegigugu/

 

 

Text by 岡﨑可奈(vee ga boo